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●東京新聞・中日新聞(2001/05/14)付
「ラクトフェリン」にC型肝炎 ウイルス減らす効果 |
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『ラクトフェリン』がC型肝炎に有効かどうかを確かめる本格的臨床試験が始まる。
ラクトフェリンは出産直後の初乳に多く含まれ、病気から体を守る免疫力を高める働きがある。前試験ではC型肝炎患者の20%が血液中のウィルス量かGPT値(肝機能測定の指標)が半分以下になるという効果を確認しており、副作用は認められなかった。今回臨床試験を行うのは国立がんセンター中央病院内科、横浜市立大学市民総合医療センター、慶應義塾大学病院、群馬大学医学部付属病院、その他大阪、熊本の病院計7ヵ所。本年度から2年間行うという。
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C型肝炎ウイルス感染者は全国で約200万人。わが国の慢性肝障害の7割はC型肝炎ウイルスが陽性であり、慢性肝炎から肝硬変へ、さらに肝臓がんへ移行しやすい。現在、最有力な治療法は、ウイルスを減らすか根絶する効果のあるインターフェロン注射だが、約3割の患者にしか効かないうえ発熱など重い副作用がある。ほかに、グリチルリチン製剤の注射、漢方薬・小柴胡湯などがあるが、ともに炎症を和らげる効果しかない。ラクトフェリンが有効となれば、ウイルスを減らすという病気の根本に迫る治療が、副作用なく行えるようになる。 |
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●中日新聞(2002/01/04)付
母乳成分C型肝炎に効果
三重大で臨床試験 重症者、ウイルス半減も |
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ラクトラェリンが、治療が難しい重症C型慢性肝炎患者のウイルス量を下げる効果があることを、三重大医学部の研究グループが突き止めた。同グループの垣内雅彦講師は「低ウイルス量の患者に有効なイン夕ーフェロン療法との併用で効果が上がる可能性が高い」と期待している。
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C型肝炎にはイン夕ーフェロン投与冶療が一般的だが、ウイルス量が高い患者の場合、この療法では冶療が困難とされている。垣内講師らは、高ウイルス量の慢性C型肝炎患者15人に半年間、毎日3.6グラムのラク卜フェリンを投与し、投与前と投与後2力月ごとの血液中のウイルス量を測定。その結果、全員のウイルス量が減少したことが分かった。
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減少率は平均五割近くで、ウイルス量が半減した患者も数人いた。一方、ラクトフェリンの摂取量を一日0.4グラムに押えた10人は、ウイルス量の低下傾向は見られたものの、効果は薄かったという。垣内講師はこの結果をダラスで開かれた米国肝臓病学会で発表した。 |
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●読売新聞(2005/1/14)付
ラクトフェリン C型肝炎に効果
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インターフェロンが効きにくいC型肝炎患者に、「ラクトフェリン」を投与したところ、4人に1人はウイルスが消える効果のあることが、横浜市立大学の田中克明教授らの臨床試験でわかった。 |
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田中教授らは、インターフェロンが効きにくいウイルス(1b型)に感染したC型慢性肝炎患者40人に臨床試験を行った。1つのグループには、治療薬のインターフェロンと抗ウイルス薬リバビリンに加えて、ラクトフェリン錠剤を投与、残りの患者には2つの治療薬と、ラクトフェリンの入らない偽薬を投与した。
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半年後に投与をやめ、更に半年経過後に効果を調べたところ、ラクトフェリンを飲ノんだ患者の26%はウイルスが消失し、偽薬を飲んだ患者のウイルス消失率(約15%)より1・7倍高く、且カつ肝機能改善にも大きな効果が見られたという。 |
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