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当たり前のことですが、人間には酸素が必要です。しかし呼吸により体内に取り込んだ酸素の内、約2%がエネルギーにならず、「活性酸素」に変わります。
「活性酸素」は生体防御として重要な働き(バイ菌などの外敵を攻撃)をする一方で、余分な「活性酸素」が生体に有害な作用をすることが、多くの最近の研究で明らかにされています。
では「活性酸素」が体内に過剰発生すると、どういうことが起こるのでしょうか。
「活性酸素」は非常に不安定で、強力な酸化力(普通の酸素の1,000倍の酸化力)を持ち、身体をどんどんと酸化(さびつく)させてしまいます。鉄は空気(酸素)に触れて赤くさびてしまいます。これを酸化と呼んでいますが、これに似たものと考えてください。つまり、老化すると体内の組織が酸化(さびつく)して、免疫力が弱まってしまうのです。
「活性酸素」の過剰発生とともに免疫力が弱くなると、ガンをはじめ老化、炎症、感染症、動脈硬化、虚血症、肺気腫、心筋梗塞、脳梗塞、痴呆、糖尿病、高血圧、高脂血症、白内障、慢性関節炎、肝炎、胃腸障害など、さまざまな生活習慣病を誘発させます。
つまり1980年代から「ガンや多くの生活習慣病の原因は過剰な活性酸素の発生による」という研究結果が多く発表されています。いわく、老化やガンなどの生活習慣病は、カラダが「活性酸素」との戦いにに敗れた結果だというのです。
いわゆる三大生活習慣病といわれるガン、脳血管疾患(脳梗塞など)、心疾患などの死亡率も近年、どんどんと増加の一途をたどっています。
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