| ●ボスウェリアセラータ(Boswellia serrata)って何? |
ボスウェリアセラータの木 ボスウェリアセラータの樹液固形物(乳香)
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ボスウェリア・セラータ(Boswellia serrata)は、インドの乾燥した高地に自生するカンラン科の落葉高木で別名「インド乳香」とも呼ばれています。ボスウェリア属の木は、フランキンセンスFrankincense(現地名オリバナム Olibanum)(和名、乳香)と呼ばれる樹脂を産出します。その樹脂は、インド伝承医学「アーユルヴェーダ」において、リウマチ、関節炎、高脂血症の治療薬として用いられました。ボスウェリア・セラータ樹脂に含まれる成分のボスウェリン酸は、抗炎症作用を有することが見出され、炎症に関連するさまざまな用途での利用が期待されています。
我々の身近ではチューインガムや歯磨き粉などにも、抗炎症作用や抗菌作用の目的で使われています。
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ボスウェリン酸とは
ボスウェリア・セラータの樹幹からとれる樹液は、古くから芳香、化粧品、香水として、またリウマチ、関節炎、炎症、高脂血症などの様々な疾病の治療薬として使われてきました。この樹液の主成分であるボスウェリン酸は、近年、抗炎症作用を有することが確認され、炎症に関連する代謝性疾患の天然治療剤としてさまざまな用途での利用が期待されています。
ボスウェリン酸の効用と安全性
ボスウェリン酸は痛みを生み出すために必要な酵素(5−リポシキゲナーゼ)の阻害や軟骨の成分を破壊する酵素(MMP3)の量を減少させることがわかっています。
また、安全性についてもハーブ研究センター(インド政府科学産業庁認証)が行った急性経口毒性試験(LD50)で5000mg投与でも副作用的事象が一切確認されなかった。合わせて真皮毒性試験(LD50)でも2000mg投与では同じく副作用が一切確認できなかった。こうした素材の安全性の高さも関心を集める要因になっていると思われ、実際にボスウェリア・セラータは日本でも多くの企業がサプリメントとして製品化しています。
ボスウェリン酸の生理作用
アスピリンなど非ステロイド系消炎鎮痛剤(NASIDS)の作用とは異なり、ボスウェリン酸は白血球エラスターゼと大豆や穀類のアレルゲンであるアラキドン酸系リポキシゲナーゼを二重に阻害することで抗炎症作用を発揮するといわれます。したがって、胃を守るシクロオキシゲナーゼを阻害せず、摂食した場合も胃腸を壊すことがないといいます。
中国漢方での治験
ボスウェリア・セラータの樹脂は甘く、冷えており、強壮に用います。咳、熱、発汗療法、震え、慢性の喉頭炎、黄疸および関節炎において有用です。
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「アーユルベーダ」とは
アーユルベーダは生命科学であり、また病気予防および長命のためのプログラムとして、最古で、最も全体的で且つ最も包括的である医学システムです。それは2000年以上前にインドで書かれました。この治療、予防および長命の古代の知恵は普遍的な宗教の精神的な一部分でした。世界中からインドに集められた医学知識および倫理、美徳および自己実現の手法より直接精神的な洞察も含めて体系的に記述されています。かつては薬草、食糧、芳香、宝石、色、ヨガ、マントラ、ライフスタイルおよび外科の用途についての知識の精髄でした。内科医/外科医はその知識を体得した神聖な人々であり、精神生活の不可欠な部分として患者の健康を見ました。 治療、予防、長命および外科など様々な方法は、テストされて検証されており、動物を傷つけない、という思想から、動物性のものは使用しませんでした。 |
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